音楽が耳に入ってきた時に無意識に身体が動いてリズムを取っている。
子供のそんな姿を見た事がありませんか?そんなお子様にはリトミックがぴったりです。

リトミックってなんだろう?

よくこのような質問を受けます。一言で説明するのはとても難しい。
リトミック研究センターで6年間学びディプロマAの資格まで取り、リトミックについての小論文まで書きましたが、今でも人に説明する時には言葉を選びます。
スイスの音楽家、エミール・ジャック=ダルクローズによって考え出されたリトミック。元は、音楽を専門的に学ぶ学生達のために考え出されたものでした。学生達が基礎的なソルフェージュもできていない事を知ったダルクローズは、身体を使いもっと直接的にリズムを感じ取る必要性を感じたのです。(※ソルフェージュとは、音楽の読譜能力や記譜能力を高める訓練のこと)
そんな理由から生み出されたリトミックですが、理論的な難しさはありません。音楽を楽しみ、身体を動かし、自然とリズムを感じ取る。そのようなソルフェージュの前段階として幼児期の音楽教育に浸透していったのです。

リトミックとモンテッソーリ

モンテッソーリ教育は最近よく聞かれるようになりました。興味を持つお母さんお父さんも少なくありません。
リトミック研究センターの「こどものためのリトミック」は、モンテッソーリの教育法を取り入れています。使っている教具もモンテッソーリ教育で使われている教具と似たものがたくさんあります。
子どもの自主的な動きや考えを尊重し活動する。それが当教室で行っているリトミックです。

経験してわかること

最初に、リトミックを一言で説明するのはとても難しいと述べましたが、それは私自身の経験から感じることです。
私自身、音楽を専門的に勉強しソルフェージュもたくさん訓練してきました。リトミックという言葉もずいぶん前から聞いた事がありました。ですが、頭で知っていたリトミックと実際経験して知ったリトミックは良い意味で大きく違うものでした。
説明を受けるよりも体験してみる事がリトミックを知る一番の近道かもしれません。

◇当教室は、リトミック研究センター認定教室です。